2月の大阪大会、4月の宮城大会に続き、5月は愛知・千葉・大阪の3大会に参加しました。愛知・千葉は家族4人で、大阪はつばさとふたりだけでした。

来年、中学生になる6年生のつばさにとって、本格的に公式大会に参加できる最後のチャンス。「行けるとこは全て行こう!」と考えていましたが、千葉大会で良い結果がでなければ、最後の大阪大会は辞めようと思い始めていたところ、千葉大会でCSP2ポイントをゲット! 
こうなると、辞めるわけにもいかず、大阪大会へも参加しました。

<< これまでの対戦成績 >>
あきら(ジュニア):ファースト1勝。(闘デッキを使い公式戦での初勝利!)
つばさ(シニア):CSP2ポイント。(千葉大会1日目で獲得)
ふじた(マスター):5回戦まで。(2-2-1)


あきらの1勝はとても嬉しい。初心者相手に山札切れで勝ったようだけど、あの雰囲気の中で対戦できたことが大きな1歩。
対戦することが嫌いにならないように、少しづつレベルアップしていって欲しい。

つばさのCSP2ポイントは微妙。。。。
シニアの雰囲気にも慣れてきて健闘していると褒めてやりたい反面、事前準備不足が雑なプレイングとなって多くの敗戦数に繋がっているのは一目瞭然なので複雑な気持。

私は、マスターで勝つ事の難しさを痛感。
硬くなっている頭をもっと柔らかくしないとダメですね。

6月24日のFinalへ参加する予定ですので、これまでの反省を踏まえて、できる限りの準備をして挑戦したいと思っています。

大会運営をされたスタッフの方々やジャッジのボランティアの方々、お疲れ様でした。
対戦していただいた方々やお話に付き合っていただいた方々、ありがとうございました。

以下に、つばさの対戦記録をまとめます。

<愛知大会>※プレミア2没
(使用デッキ:レック) 
 1周目
  X ルガルガンウソッキー
 2周目
  〇 行進
  〇 ダークライゾロ
  〇 Mサナ
  X 行進
 3周目
  〇 イベダーク
  〇 ライボダスト
  〇 イベダーク
  X ルガルガン
 4周目
  〇 行進
  〇 M2ダスト
  X ゲンガナンスダスト
 5周目
  〇 M2
  X 行進

<千葉大会1日目>※クライマック2没 ベスト16
(使用デッキ:エーフィダスト) 
 1周目
  〇 キュウコン
  X エーフィダスト
 2周目
  X コケコ
 3周目
  〇 ジジダスト
  〇 エーフィダスト
  X ボルケニオン
(使用デッキ:行進) 
 4周目
  〇 ボルケニオン
  〇 M2
  〇 ボルケニオン
  〇 オーロット
  〇 ジジダスト
 クライマックス
  〇 不戦勝
  X ゲロジュナ

<千葉大会2日目>※プレミア2没
(使用デッキ:行進) 
 1周目
  X ダークライ
 2周目
  〇 ソルガレオ
  X ?
 3周目
  〇 行進
  X レック
 4周目
  X ゲロジュナ
 5周目
  〇 ボルケニオン
  〇 ゲロジュナ
  X オーロット
 6周目
  X ダークライ
 7周目
  〇 ラプラス
  〇 ラプラスガマゲロゲ
  〇 行進
  X オーロット

<大阪大会>※プレミア2没
(使用デッキ:ボルガメス) 
 1周目
  X キュウコン
 2周目    
  〇 ボルケニオン
  〇 オーロットルナアーラ
  X キュウコンジュナ
(使用デッキ:ルガルガンエフェクト) 
 3周目
  X レック
 4周目
  〇 レック
  X ラプラス
 5周目
  X ボルケニオン
 6周目
  〇 ラプラス
  〇 ラプラス
  〇 ボルケニオン
  X ゲッコウガ
 7周目
  〇 オーロット
  〇 ボルケニオン
  X エーフィダスト
『チャンピオンズリーグ2017宮城の結果』
宮城大会へ参加しました。

参加するかどうか悩んでいた大会ですが、参加したよかったです。

対戦結果は、つばさが所属した「チームアマージョ」(小学6・5・4年生の3人チーム)は、予選最終戦7番卓でしたが、負けて4勝3敗。Bグループ21位で本選へは進めませんでした。
また、親兄弟で編成した他チームは途中ドロップとなりました。
残念ながらCSP獲得とはなりませんでしたが、これまでとは違う大会形式だったために、大会前の準備期間から大会期間を通して、たくさんのことを感じ、学ぶことができました。

大会運営をされたスタッフの方々やジャッジのボランティアの方々、お疲れ様でした。
対戦していただいた方々やお話に付き合っていただいた方々、ありがとうございました。

いつもに増して、いろいろなことがあった宮城大会を振り返ってみたいと思います。


「大阪大会とは違う大会形式(オープンのみ、3人チーム戦)」
~発表のしかたに問題有り~

開催1ヶ月前になって、大阪大会とは全く違う大会形式で開催されることが発表され、殆どの方が驚いたことと思います。
私も驚いた一人でしたが、発表された大会形式について文句をつけるつもりはありませんでした。
ただ、ひとつだけ納得できなかったことは、事前に開催日・開催地が発表された時に、開催地ごとに大会形式が異なることについては何も触れられていなかったことです。
大阪大会と同じ大会形式だと思い込み、宮城大会へ参加する予定をしていたジュニア・シニアプレイヤー(その家族)の中には、大会形式の発表を聞いて悩んだ末に参加を断念した方が多かったと思います。
保護者の休暇、交通手段の予約、ホテルの予約、デッキの準備など、宮城大会に向けて準備してきたことがフイになってしまいました。
「勝手に思い込んでいたヤツが悪い」と言われてしまえばそれまでですが、今回はあまりにも突然すぎたと思います。
私はどうしても納得できなかったので、「宮城大会で、ジュニア・シニアカテゴリーを開催して欲しい」、「今後の開催地での大会形式を発表して欲しい」とサポートへ要望しました。
結局、宮城大会ではジュニア・シニアカテゴリーの対戦は開催されませんでしたが、今後の開催地での大会形式は発表になったので要望した甲斐があったのかもしれません。
今後は大会形式が異なるような場合には、開催日・開催地と同時に大会形式を発表してくれることを期待します。


「シニアプレイヤーのオープンでの戦い」
~オープンで上位入賞を狙うのは厳しい~

つばさは4月から小学校6年生。今シーズンはシニアリーグへ参加します。そのつばさが、オープンでどこまで戦えるのか?
わかっていたことですが、可能性はゼロではないけど、オープンでCSPを獲得することは難しい。CSPを獲得することだけが目的ならば、今後のオープンの大会には参加させないと思います。
しかし、大阪・宮城大会のオープンリーグで大人たちと真剣に対戦しているつばさの、活き活きとしていて楽しそうな姿をみると、少し思いが変わってきます。
勝ったときにみせるうれしそうで自信に満ちた顔、負けたときにみせる悔しそうで反省している顔など、ジュニアとの対戦では見られなかった表情を見せてくれます。
ジムバトルや自主大会でも大人と対戦していますが、公式大会の真剣勝負の場で大人と混じって戦うことが、自分も大人になったような気分になり意識もテンションが上がっているのかもしれません。
宮城大会への参加を決めた時にも思いましたが、「本人にいろいろな経験をさせて、その中から多くの事を学びとって貰いたい!」。 
その思いからすれば、今後も機会があればオープンの大会へ参加させるかもしれません。


「チーム戦での戦い」
~とても楽しめた企画(大会形式)~

発表になった時は、「具合悪くなって当日参加できなくなったらどうしよう」とか「自分が負けてメンバに迷惑かけたらどうしよう」とか、いろいろ考えてましたが、そんなことは忘れてしまうくらいに準備期間途中からチーム戦にのめり込んでいました。
準備期間中にチームメンバの方々と、同じ目的に向かって意見交換し、一緒に考え、アドバイスし合うなど、普段にはないよい経験をさせていただきました。
つばさはチーム内の最年長者としてリーダーシップを発揮し、対戦中に困った時の対処方法や、先に2勝または2敗した時の3人目の振る舞い方など、を決めていました。つばさに、こんな面があるのかと驚きです。
対戦中は、勝っても負けても、結果を共有できる仲間がいるのは心の支えになってくれてたと思います。自分だけなら諦めてしまうような状況でも、チーム勝利を目指してがんばろう!という気分になってきます。
そして対戦後の反省会。仙台の夜は、各チームが集まってポケカ話で盛り上がっていたことでしょう。チーム戦だったおかげで、大変有意義で楽しい1ヶ月間を過ごせました。
今後、全国数ヶ所でチーム戦だけの大会を開催して、多くのプレイヤーが同じような体験ができるようにして欲しいと思います。オープンリーグではなくリーグ分けして開催すれば、ジュニア・シニアリーグの対戦卓を中心に賑やかで、活気に溢れた大会になると思います。


「チームの結成」
~良いチームでした~

大会形式発表後に悩んでいた我が家に、イベントで知り合いになったヨシさん(千葉県在住)からお声がけをいただき、ヨシさん、レーリーさん、我が家の3家族でチームを結成することになりました。
つばさたちのチームは、こどもたちだけにしたいと私は希望しており、メンバの了解も得て小学生3人でチームが結成されました。今思えば、実力的にもこの3人が最適だったようです。
メンバは、つばさ(小6)、Rei(小5)、しゅんすけ(小4)の3人。Reiちゃんは昨年のジュニア2位の実力、つばさとReiちゃんはWCS2016へ参加、しゅんすけは自主大会などでは上位に食い込む実力があり年齢的も今年から期待の星、といったメンバです。
チーム名は、いくつかの候補からReiちゃんが選んだは「アマージョ」。女王様と2人のナイト。イメージもぴったりで「チームアマージョ」に決定。
たまたま気の合う3人だったのか、適応力が高いのか、3人そろって参加した練習会などを通して、チームは結束していったようです。

残された親兄弟で、もうひとチーム。
メンバは、ふじた、Rina(中2)、Reiパパの3人。Rinaちゃんは2014年ジュニア3位の実力※久しぶりの大会参加、ふじたとRinaちゃんはWCSへ参加経験有、Rinaパパは娘2人にTAを取らせた(たぶん)日本に一人しかいないパパ、といったメンバです。
チーム名は、いくつかの候補から選んだは「ビークイン」。女王様と2人の老騎士。こちらもイメージぴったりで「チームビークイン」に決定。
最初は、残り物チームなんて軽い気持ちでしたが、練習を重ねるごとに各自だんだんと闘争心に火がついてきていました。

こうやって、チームが結成できたのは、声をかけてくれたヨシさんのおかげです。遠慮や迷いで悩んでいた私に対して、しゅんすけを大会に参加させたいという一途な気持ちでアプローチしてくれたので、背中を押された感じでした。


「事前応募抽選制」
~かなりどきどきでした~

大阪大会でも、いろいろ問題があったような応募システム。今回も、恐る恐る各チームの応募登録を行いましたが、チームによって登録後に直ぐに応募受付メールが来たり来なかったり・・。
応募受付メールが来なかったチームについては、サポートに電話で登録できていることを確認しました。

そこから、抽選結果待ち。しかし、そのころにはチームで参加することで盛り上がっており、抽選で落選する可能性があることをすっかり忘れていました。
3月14日夕方。SNS上では、当選メールが届いている情報がチラホラと。しかし、「チームアマージョ」「チームビークイン」ともに、メールが届きません。
「天国から地獄へ」、落選を確信しつつありました。そのころLINEのグループトークでは、「こどもにはまだ伝えられない」とか「ホテルをキャンセルする」だとかの、やりとりをしてました。
諦めかけていた夜9時頃になって、両チームとも当選メールが着信!やりとりしていたLINEの画面から、安堵のため息が聞こえたようでした。

数百通のメールが送信するのに、なんでこんなに時間差があるのか?ひょっとして、当選メールは担当者が手動で送信しているのか?
不安な気持ちで時間を過ごすのは辛いので、落選者にも落選メールを送るようにして欲しいですね。


「デッキの選択」
~使いなれてるデッキが一番~

つばさは、大阪大会以降、大阪大会オープンで優勝された方のレシピをベースに手直しして、「鋼レック」を使い続けていました。

新弾(SM2)発売直後に、その「鋼レック」で参加した自主大会では、ダスト(ゴミ)に惨敗でした。
翌日、「ミュウ型行進」で参加した自主大会では、ダスト(ゴミ)当たらず、カリンとオドリドリに惨敗でした。ここで結果が良ければ宮城大会では「ミュウ型行進」を選択していたと思います。
またまた「鋼レック」に戻り、ダスト対策はプレイングと一工夫。「グッズを抑えて無理して慌てずに展開する」「フウロをマオへ。マオ->シェイミで必要なカードを手札へ」「オーロット対策、ウソッキーをギラテッナへ」などを差し替えました。
翌週、「鋼レック」と「エーフィダスト」で参加した自主大会では、「エーフィダスト」の成績が良かったようです。
宮城大会1週間前の時点で、候補のデッキは「鋼レック」「ミュウ型行進」「エーフィダスト」の3種類。家庭内練習で使っていて勝率がいいのは、「エーフィダスト」でしたが、使い始めて1週間程度なので、使い慣れているとは言い難い状態でした。
そこで、一番使い慣れていて、プレミが一番少ないであろうということで、最終的には「鋼レック」を選択しました。

つばさの予選2戦目は対戦卓だったので、帰宅後YouTubeでじっくり対戦状況を確認したところ、つばさらしい勢いのある戦いをしていました。それを見て、なんだか「ホッ」としました。ダスト相手では、勢いだけでは勝てませんが、慣れているデッキを選択したことは正しかったと思えました。


以下に対戦記録をまとめます。

<つばさ/チームアマージョ:4勝3敗 Bグループ21位>
〇X〇〇XX〇:つばさ
DXDX不〇X:Rei
〇X〇〇〇XX:しゅんすけ
〇X〇〇〇XX:チーム
※D:ドロップ、不:不戦勝

つばさ使用デッキ:鋼レック 4勝3敗
1戦目:〇ダスト
2戦目:Xジジダスト ※対戦卓での対戦。
3戦目:〇行進
4戦目:〇Mサナ
5戦目:X行進
6戦目:Xジジダスト
7戦目:〇ライチュウダスト
苦手なダストや行進と五分五分の戦いができたのが驚きでした。(練習では殆ど勝てなかったのに。)
欲を言えば、ダストや行進以外と、もう1戦くらい対戦させたかった。

<ふじた/チームビークイン:2勝2敗1分 ※途中ドロップ>
〇〇分〇X:Rina
X〇〇〇X:Reiパパ
X〇X〇〇:ふじた
X〇分〇X:チーム

ふじた使用デッキ:ボルガメス 3勝2敗
1戦目:Xブルルラランテス
2戦目:〇エーフィダスト
3戦目:Xボルケニオン
4戦目:〇ゲロジュナ
5戦目:〇?
大阪大会へつばさとふたりで参加しました。

つばさにとって、今シーズンの公式大会にはいくつかの想いがあります。
1)来年は中学生になり時間の確保が難しくなり公式大会へ参加できるかどうかもわからないので、今シーズンは出来るだけ多くの大会に参加したい。
2)シニアリーグでの参加となるために、これまでと同じようにはいかないという漠然とした不安がある。
3)できれば、もう一度、WCSへの参加権利を獲得したい。


というこで、大阪遠征。対戦結果は予想以上に悪かったですが、そのおかげで足りないことに気づくことができました。

つばさ自身も、漠然と不安に感じていたことがはっきりして、自分の現状を認識する良い機会になったと思います。

上級者相手には、今のままでは勝つことができないことがわかったので、次回以降の大会に向けて改善していくしかありません。

はじめての大阪遠征。対戦結果は散々でしたが、収穫の多かった大会でした。

大会運営をされたスタッフの方々やジャッジのボランティアの方々、お疲れ様でした。
対戦していただいた方々やお話に付き合っていただいた方々、ありがとうございました。


以下に対戦記録をまとめます。

<2月18日(土)>
オープンリーグの事前応募に、ふたりとも当選したので1日目はオープンリーグ予選①に参加しました。
BO3のスイスドローについては、ふたりともWCSで経験済なので違和感なく対戦できました。

◆オープンリーグ予選①
<ふじた>
使用デッキ:ナンスMM2ルナアーラ
対戦結果:XXX〇〇X 2勝4敗 Aグループ123位
ブラゾロやロットなど弱点に3回当たりすべて負け。
いろいろ悩んで選んだデッキですが、使い慣れているデッキを選択するべきでした。

<つばさ>
使用デッキ:鋼レックウソッキーM2(CP6)
対戦結果:〇XX〇〇X 3勝3敗 Bグループ91位
3勝2敗で迎えた6回戦目、勝って4勝2敗ならオポしだいでは・・・なんて、勝ち星については期待もありましたが、対戦内容は散々でした。
対戦相手のレック対策に対して、明快な回答(対処方法)が出来ておらず中途半端でした。

<2月19日(日)>
つばさは、朝からテンション下がり気味。7時30分に会場へ到着して、シニアリーグの初卓へつけましたが、結果は散々。
1日目は殆どプレイポイントを稼げなかったので、私はつばさから借りたDSを持って「ほんきをだすバトル2」や「ウェルカムバトル」へ。
どの対戦結果もぱっとせず、2日間通して「こだわりハチマキ」5枚、「ふじぎなアメ」4枚をゲットするのがやっとでした。

◆シニアリーグ予選<つばさ>
使用デッキ:鋼レックウソッキーM2(CP6)
対戦結果:〇〇X-X-X-〇X-X-X 9戦3勝6敗 プレミア1没
こんなに勝てないのは久しぶり。6周挑戦したうち、ファースト1戦目での負けが4回。
後半は集中力が途切れていたと思います。「クライマックス進出16人決定」のアナウンス後、公式大会では久しぶりに予選終了時間前に諦めて戻ってきました。

◆ほんきをだすバトル2<ふじた>
ゲーム:つばさのDS(ガブリアス、テッカグヤなど)※ゲームは全くやらないので、超超初心者。
カード(使用デッキ):オニゴーリ、ボルケニン
個人勝敗:ゲーム担当で5戦2勝3敗、カード担当で5戦2勝3敗
ペア勝敗:3勝7敗
なぜ、ゲームで勝てたか不明?? カードでの負け越しは猛反省。

◆ウェルカムバトル<ふじた、つばさ>
使用デッキ:鋼レック、ボルケニオン
対戦結果:ふじた(1勝)、つばさ(2勝)※途中時間切れ
勝ち負けの繰り返し。
※この記事内の日時は、補足がない限りサンフランシスコ時間です。

今後の体験記の元ネタになるように、備忘録としてまとめます。

17日(水)20:30頃にホテル(マリオットマーキス)に無事到着しました。

羽田までおかあさんに送って貰い、おかあさんとあきらとは空港でお別れ。やっぱり一緒に行けばよかったかな~と、少しだけ感傷的な気分。

日本時間:18日(木)1:00に羽田を離陸して、17日(水)18:30にサンフランシスコ空港に到着。同じ飛行機では、数人のWCS参加者の家族の方々にご挨拶させていただきました。

空港での入国、税関審査も順調に通過。
入国審査の時、係員からの「YOUは何しにサンフランシスコへ」との問いかけに、つばさが「ポケモンワールドチャンピオンシップ!」と答えたら、回りの係員たちと「ワォー!ポチェモン!」って感じで盛り上がってました。その後も、ポケモンGOがどうしたこうした・・・と話しかけてきましたが、「ノー!ポケモンGO。」と私が答え、会話が終わりました。

ホテルまでは、地下鉄と徒歩。地下鉄の駅にちょっと迷いましたが、人が多く進む方へついていったら駅があり、キップもガイドブック片手に問題なく買えました。地下鉄をホテルの最寄駅で降り、ユニオンスクエアの街に出ると、そこはアメリカ。街路で歌う人、踊る人、いろいろな人種が行きかい、建物や街並みは映画に出てくるまんまの景色で、つばさも大興奮。

ホテルに向かう途中、小さなスーパーがあったので、水とパンを少し買いました。つばさは、なぜ?か「歌舞伎揚」を買いました。

ホテルに着くとチェックイン。フロントの言っていることは半分くらしか分かりませんでしたが、ルームキーをゲット。

ホテルのロビー周辺には、それらしい海外勢の方がたくさんいらっしゃって、盛り上がっていました。WCSへ来たんだ、、、とさらに興奮してきましたが、今夜はまっすぐ部屋へ。

部屋に入り、機内食に全く手をつけていなかったつばさ(好き嫌い)に、お湯を沸かしてチキンラーメンを食べさせ、一段落。

眠れない・・・と言いながら、つばさはぐっすり眠っています。


旅行の準備には時間をかけてきたので、とても順調といいたいところですが、直前になって用意した「トラベルマルチクッカー」(旅行用電気調理器)が大活躍しそうです。これは、練習会の時にさこパパさんからお話を聞いて慌てて購入して用意したものです。

部屋にあったコヒーメーカーは簡易的でお湯を沸かす目的にはちょっと物足りない感じです。「トラベルマルチクッカー」ならお湯も沸かせるし、ごはんも炊けます。好き嫌いの多いつばさには、限られた時間で調達する現地の食事では心配だな~と思っていたので、「トラベルマルチクッカー」を使って、おにぎり、カレーライス、ラーメン、お茶漬けの4種類のメニューが用意できるように、おかあさんに食材を用意してもらいました。私のスーツケースの半分は、その食材で埋まっています。

さっそく、今晩はチキンラーメンで大満足のつばさ。
おかあさんがいないので心配していた食事の問題が、何とかなりそうなので、とても安心できた「Day-1」でした。

〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕

千葉大会で私がDay1出場権を獲得した時点で、いろいろ悩みましたが、

 ・年齢的に、生きてるうちに世界大会でプレイするチャンスは2度とない。
 ・対戦した相手の方々に対して、安易に権利を放棄するのは失礼。
 ・地元、川越のプレイヤーたちにとってのWCS先駆者となりたい。

と、自分勝手な理屈を考えていて、私ひとりでも参加する気持ちはありました。

出場権のないつばさが同行したら、出場している同年代のこどもたちの中で、いづらい思いをすんるのでは・・・と思い、同行には否定的でした。。。。

。。。が、つばさが出場権を得たことで、

 ・世界の広さを見せることができる。
 ・海外の方とコミュニケーションがとれる。
 ・2005年生まれつばさは、今回がジュニアに参加できる最後になる。
 ・お金はかかるが、それ以上のたくさんの経験を得ることができる。

と考えて、親子で参加することは決めました。

あとは、家族全員でサンフランシスコへ行くかどうかが問題となりました。

家族全員で行くメリットは、

 ・おかあさんが、つばさのサポートをできる。(私もプレイヤーとして参加するため)
 ・おかあさんも、つばさの雄姿や世界大会の雰囲気を見れる。
 ・家族4人で海外旅行ができる。。

などがあり、デメリットは、

 ・ポケカイベントでは、弟のあきらが楽しめない。(あきらは、まだポケカ対戦ができない)
 ・サンフランシスコには、あきらが楽しめるような観光スポット(例えば、LAのディズニーなど)がない。
 ・家族4人の場合、2人に比べて2倍の費用がかかる。

などがありました。

最終的には、「3日間もあきらを冷たい床に座らせておくことは出来ない」ということで、私とつばさの2人でWCS2016へ参加することにしました。

私はDay1から、つばさはDay2から、WCS2016での戦いがはじまります。

「諦めない事」「勝ちたいという強い気持ちを持つ事」「楽しむ事」この3つを忘れず、世界チャンピオンを目指して挑戦してきます!!


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 【体験記】は、一旦これで終了となります。
 WCS2016参加後に、
 【体験記 WCS編】をまとめていきたいと思ってます。
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〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕

カメックスメガバトル千葉大会以来、親子ともに、何かに突き動かされるようにしてここまで進んできましたが、いよいよ「日本チャンピオン決定戦」。

「このまま幸運の波に乗って、突き進め!」ということで、つばさは、日本チャンピオンを目指して挑戦しました。

まずは、使用デッキの選択。

ジュニアの場合は、「使い慣れたカードを再優先する」と考え、新弾のカードは無視して、公式HPに掲載されていた決定戦出場プレイヤーが地区大会で使用したデッキの分析からはじめました。その結果、「行進」に勝てるデッキでなければ活路は開けないと判断して、「オーロット」を選択しました。挑戦者として、「使い慣れたデッキ」よりも「勝負をしかけるデッキ」を選択しました。

つばさにははじめてのオーロット。決定戦前日の土曜日にホビステ川越に有志の方々に集まっていただき、練習を行いながらデッキを中身を詰めていきました。(快くフリースペースを提供していただいたホビステ川越の店長さんには、とても感謝しています。)

最後まで、私にはデッキ選択に迷いがあり、カバンには「オーロット」と福岡で使用したままの「行進」の2つのデッキとデッキシートをを入れて会場へ向かいました。受付でデッキを提出する際に、つばさに最終確認。

つばさが選択した「オーロット」を、受付で提出しました。


◆◇◆ つばさの予選対戦結果 ◆◇◆
 使用デッキ:「オートットハンマー」
 成績:3勝2敗 オポ差で12位
    WCS2016Day2出場権獲得
 
    1回戦 〇(オーロット)
    2回戦 X(行進/後攻)
    3回戦 X(行進/先行)
    4回戦 〇(ビーゾロ)
    5回戦 〇(行進/先行)


1回戦がスタートすると、36名のプレイヤーのデッキの傾向がわかりました。地区大会と比べて「行進」は少なく、「オーロット」「ジガラフ」が増えていました。みんな考えることは同じだったようです。

1回戦のミラー戦には運よく勝つことができ、幸先よいスタートを切って迎えた2回戦、大きなカベが待っていました。

つばさは、相手プレイーヤのマリガンで「ランプラー」が見えた時、相手のデッキが「行進」であることがわかり、「勝利」を確信したと思います。しかし、相手に先行を取られ、一気に回されて、何もできずに押し切られて負けました。
つばさの心の支えは「ボキッ」と音を立てて折れてしまい、泣きそうな顔をしていました。練習では「行進」に一度も負けていなかったので、相当ショックだったと思います。

そのまま、ずるずると3回戦も「行進」相手に負けました。プレイ中の表情は暗く、大きなプレミが何回もあり、冷静さを失った救いようがない状態でした。

そんな状態から救われたのは、3回戦後のランチタイム休憩のおかげです。

私はあえてつばさにやさしい言葉はかけずに、「泣きたいなら今泣いておけ! そして気持ちを切り替えて、次の対戦からは3回戦の時のようなみっとないプレイはするな!」と強い言葉をかけました。つばさの甘えたい気持ちを突き放すことで、再度、挑戦する気持ちを奮い立たせて欲しいと考えていました。

また、ポケカをはじめた頃、つばさが勝って涙を流した時の対戦相手だったSさんから頂いた応援メール「勝ち負けだけじゃなく、せっかくの代表戦を楽しんで」というメッセージをつばさへ伝えました。

「楽しむ」・・ポケカの大事な要素です。私も、「楽しむ」ことを忘れかけていましたが、「くよくよしないで思いっきり楽しんでこい!」という言葉で、つばさを送り出すことができました。

その後の4回戦、5回戦は、つばさは生き生きとプレイしていました。結果は2連勝。

通算で3勝2敗となり、ひょっとして・・・・という期待を込めて順位発表を聞いていましたが、最後の最後に12位で名前を呼ばれて、「やったー!!」「おめでとう!!」と、ただただ嬉しかったです。

目標にしていた日本チャンピオンになるどころか、決勝トーナメントにも残れませんでしたが、この結果を最高の結果として、受け入れます。

つばさへ、「よくがんばった。おめでとう!!」

応援してくださった方々へ、「ありがとうございました。」

あの時こうしておけば、、ああしておけば、、などの、「たられば」は沢山ありますが、それらは「悔しさ」として胸の中にしまっておき、今後の糧にします。

「諦めない事」「勝ちたいという強い気持ちを持つ事」に加えて「楽しむ事」が大切。今後、このことも絶対忘れないように、心に刻みつけておきたいと思います。

3月からはじまり、予期せず様々な体験をさせてもらった、我が家の「カメックスメガバトル」は、これで終了しました。

  
〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕

千葉大会の翌日、我が家では「WCS2016への参加」について、悩んでいました。

何度考えても、「つばさも出場権を獲得できていれば・・・」と言うことで、行き詰まってしまうので、「それならば、最後のチャンスに賭けよう!」ということになり、次の日曜日の福岡大会へ参加することにしました。

私が出場権を獲得したことで、つばさのやる気は「MAX最大!!」、「勝ちたい」という強い気持ちも沸いてきたようでした。もっと早く、、、と思いますが、こどもの心をコントロールするのは難しいです。

使うデッキも本人が「行進」を選択。千葉で勝てなかったことで、さすがに懲りたようです。スピードを重視して、平凡な「ミュウ型行進」としました。

飛行機・ホテルの手配、使用デッキの調整など、諸々の準備が終ったのが金曜日。
つばさは、しばらく「行進」を使っていなかったので、練習が必要でしたが、私は土曜まで仕事で付き合えません。
そこで、近所に住むAさん親子(以前、シェイミを買った方が良いとアドバイスしてくれた方)に無理なお願いして、土曜日午前中につばさの練習相手になっていただきました。

練習のおかげで、つばさは自信を持ってプレイできる準備が整ったようです。

激動の1週間を経て、「カメックスメガバトル(福岡)」へ参加しました。

◆◇◆ つばさの予選対戦結果 ◆◇◆
 使用デッキ:「ミュウ型行進」
 成績:クライマックス進出
 勝敗:19戦14勝5敗
 
  1st   2st   プレミ 
  〇 - 〇〇 - 〇X(ビーゾロ)
       〇〇 - X(ジガラフ)
       〇〇 - X(イベゾロ)
       X(ゲコ)
       〇X(行進)
       〇〇 - 〇〇〇

対戦結果を見ればわかるとおり、「19戦も戦ったのか! 諦めずに、良くがんばった!」と言う褒め言葉しかありません。

「やる気MAX最大!」「勝ちたい気持ち満々!」パワーは、こどもの力をここまで引き上げてくれるのかと関心させられました。

私も中盤までは様子を見ていましたが、12時頃にセカンドでバトルしているつばさの姿を見つけ「無理だな。」と思い、観戦をやめて自分もバトルに参加しはじめました。すると、予選時間終了間際になって、レイをかけたつばさが現れたので、びっくり!!「諦めた」自分を申し訳なく感じました。


◆◇◆ つばさのクライマックス対戦結果 ◆◇◆
 使用デッキ:「ミュウ型行進」
 成績:Aグループ1位 
    WCS2016Day1出場権獲得&日本チャンピオン決定戦出場権獲得
 
    1戦目 〇(ジガメレシー)
    2戦目 〇(オーロットサンダース)
    3戦目 〇(ライボサンダース)

クライマツックス進出者が25名しかいないために、A~Hの8グループのうち4人グループはA組のみ。
そんな中、つばさが引いたくじは「A-4」。

「4! って、おまえ持ってないな~~」とその時は思いましたが、後で「不戦勝の待ち時間をドキドキ過ごすよりも対戦していた方が良かった」とつばさが言っていたので、「持ってる奴」だったようです。

2・3戦目は、デッキ相性的に不利にもかかわらず、相手のカードが噛み合わずに、勢いで押し切りました。くじ引き以来、「運」が味方してくれていたようでした。


「WCS2016Day1出場権獲得」のために、参戦した大会で目的を達成できたことは、運に恵まれたことがあったとしても、本人の強い気持ちが引き寄せた結果だと思います。

結果を残すためには、「諦めない事」「勝ちたいという強い気持ちを持つ事」が、とても重要だということを体感させられました。

これで、我が家のWCS2016参加がより近づいてきましたが、「日本チャンピオン決定戦」があるために、結論は先延ばし。

日本チャンピオン決定戦出場権を獲得したことで、我が家の「カメックスメガバトル」は、第三章を迎えることになりました。

〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕

今回の記事の主役は、私です。

私は、2日目のBリーグでクライマックスに初進出して、グループ2位となりWCS2016のDay1出場権を獲得しました。

いつもの私は、勝利賞やポイント稼ぎを目的にして大会に参加していましたが、大会2日目の朝は何かが違っていました。家族にも「2時まで帰ってこないから。」と言葉を残してバトルに向かい、クライマックス進出が決まる瞬間まで、もの凄くプレイに集中していました。

今だに、その理由は自分でもわかりません。

アドパスを使いセカンド初卓につきました。(私の権利戦では栃木勢の方々に大変お世話になりました。)

セカンドのデッキは、使い込んでいた「ダスト行進」を選択。1週目はあっという間に負けたので、私の中ではなかったことにして、2週目を「ここからスタート」という気持ちで迎えました。
ぎいぎりの勝ちでしたが、大きなプレミもなく気持ちよく2連勝してプレミへ進みました。

 セカンド1周目
     1戦目 X(行進)
 セカンド2周目
     1戦目 〇(ゲノドータクン)     
     2戦目 〇(ライボ)


プレミのデッキは、いろいろな相手に柔軟に対応できるであろうということで「ジガメレシー」を選択。
1・2戦目は、メレシーが大活躍してくれて勝ちました。3戦目は、ひとつひとつ、慎重にプレーを積み重ねていき勝利を得ることができました。
3戦とも相手のカードの噛み合わせが悪かったように思います。私から発する「負のオーラ」が、相手を狂わせていたように感じます。

 プレミ 1戦目 〇(白レック)
      2戦目 〇(行進)
      3戦目 〇(シェイミバット)

はじめてのクライマックス進出。デッキもプレイングも平凡レベルですが、とにかく集中できていたのは自慢できます。すべての対戦で、「どんな相手や状況でも、運が良ければ絶対勝てる!!」と心の中で何回も復唱しながらプレイしていました。

クライマックスのデッキは、プレミで使用していた「ジガメレシー」を選択。

対戦がはじまるまで、かなり時間が空いてしまったために、集中力が途切れてしまいました。そのせいで、前半はいろいろなプレミあり負けてしまいましたが、2戦目の途中から集中力がアップしてきて、何とか3戦目に勝つことできました。1勝2敗とういう結果になりました。

 クライマックス 1戦目 X(ジガラフ)
          2戦目 X(行進)
          3戦目 〇(ルギアドータクン)

ここまでこれたのも、十分に「奇跡的」でしたが、ここから、本当の「奇跡」が起きました。

1勝2敗となった時点で、観戦していた家族や友人もいなくなってしまい、「終った。。。」と思いながら座っていると、「2位 ふじた選手~!」って。。。。
「え~~???」と思いましたが、私のグループは、3勝1人、あとの3人が全員1勝2敗だったので、取ったサイド枚数の差で私が2位になったそうです。

何が何だか良くわからないまま、WCS2016出場権に関する書類を貰って、家族のところへ戻り凱旋報告。この時ばかりは、「最高にかっこいい父親の姿」を、つばさに見せつけられたと思います。

この奇跡的な出来事により、我が家の「カメックスメガバトル」は、第二章を迎えることになりました。

〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕

つばさは5年生になり、3回目の春の公式大会「カメックスメガバトル(千葉)」へ参加しました。

千葉以前に愛知、大阪での開催があり、遠征も頭をよぎりましたが、つばさのやる気がいまいちなので、遠征はしませんでした。

◇つばさの対戦結果

(1日目)ビクトリーバトル
 使用デッキ:「白レック」
 成績:プレミ3没
 勝敗:12戦8勝4敗 
   1st   2st     プレ  
   〇 - X
        〇〇 - X
        〇X
        〇〇 - 〇〇X
 
(2日目)カメックスメガバトル
 使用デッキ:「白レック」
 成績:プレミ2没
 勝敗:13戦7勝6敗
 
  1st    2st    プレ 
  パス - 〇〇 - 〇X(行進)
        〇X(行進)
        X(ギラティナ)     
        X(白レック)
        〇〇 - 〇X(行進)
        X(行進)


成績は良くありません。「行進」相手に4敗。やはり、「白レック」では、「行進」に勝てない。わかっていたことですが、無理やり「行進」を使わせることはできませんでした。

ただ、凄く関心したことがあります。つばさは、終了のアナウンスがあるまでチャレンジを続けていました。特に2日目は、5時間ものあいだ一度もベースキャンプに戻ることなく並び続けていました。つばさを褒めたところ、「前回、途中で諦めて怒られたから・・・」との言葉が。少しだけ成長していたようです。

本当は、ここで、我が家の「カメックスメガバトル」は終了する予定でしたが、この日起きた「奇跡的な出来事」により、ここでは終れなくなってしまいました。


〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕

つばさが4年生を終えようとしていた2016年3月に、権利戦がはじまりました。今回は、1人1権利というルールだったので昨年のような混乱はありません。

つばさは自分でデッキを考えるよりも、私が作ったデッキを上手く使いこなすタイプのプレイヤーです。私は、年明けからつばさに使わせるデッキを「行進」と決めており、自分で様々な組み合わせを試しながら調整を繰り返しました。

つばさは、権利戦1ヶ月前から「行進」を使いはじめ、早々に権利を獲得しました。しかし、私が思っていたほど、「勝ち」に勢いがなく、勝ったり負けたりを繰り返していました。

「もっと勝てるはずなのに、なぜ勢いがないのか?」 その時は理由はわかりませんでしたが、今思えば、「行進」でプレイするのが楽しくなかった事、デッキのパワーにまかせてプレイ全体が雑になっていた事、やるきが下がっていた事、などが原因だったと思います。

当時、ジムバトルで「行進」を使っていると「また、行進か~」とか「よるこうには負けたくない」とか、嫌われてるみたいに言われることが多かったと思います。「勝負事」と割り切れれば良いのですが、小学生には無理かもしれません。

しかたないので、デッキを「行進」から「白レック」に変更しました。つばさは、デッキを変更した日のジムバトルで久しぶりに優勝しました。

つばさは、本戦で使うデッキとして「白レック」を選択しました。私は、納得していませんでしたが、楽しく自信を持ってプレイできるであろう本人の選択を、尊重することにしました。


〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕

つばさの4年生秋、「バトルフェスタ2015(神奈川)」へ参加しました。

結果は、1日目は「ルカルチャハンマー」でクライマックスに進出して、決勝スイスドローで2勝2敗。2日目は「ルカルチャハンマー」で予選敗退でした。

事前の練習では、「ガラガラBREAK」「メガミュウツー(チェンダメ・サイキック)」などのデッキを使用していましたが、「ルカルチャハンマー」をつばさが選びました。私は、「ガラガラBREAK」を勧めていたのですが、本人の選択を尊重することにしました。

1日目は、コイン運に恵まれて、アドパスを使用してセカンドから無敗で一気にクライマックス進出を決めました。全体で1番か2番だったようです。

2日目は、1日目の結果に満足してしまい、勝ちたいという気持ちがなくなっていました。いきなり初戦で負け、2週目のプレミで負けた時点で、諦めてしまいサイトイベントに参加していました。その時はさすがに、「終了のアナンスが流れるまで、チャレンジを続けろ」と、きつく叱りました。

この時点ではわかりませんでしたが、この時の私の言葉はつばさの記憶に強く残っていたようです。


日々のジムバトルへ参加するうちにおともだちも増えていき、ママさんプレイヤーのTさん親子と仲良くなりました。「一緒に名古屋行っちゃう!」みたいなノリで初の遠征が決まり、「バトルフェスタ2015(愛知)」へ参加しました。

つばさの結果は、「ルカルチャハンマー」で予選敗退でした。

車移動での日帰り遠征だったせいもあり、集中力もなくプレイには精彩をかいたと思います。

勝敗はともかく、それまでは「遠征は別世界の人たちのこと」と思っていたのが、「自分たちも出来る身近なこと」になったことが大きな収穫でした。


私は、「来年はしっかり準備して、遠征してでも良い成績が残せるように」と心の中で思っていましたが、このころからつばさのやる気は下がっていったように思います。2大会続けてクライマックスへ進出して満足してしまった事、ゲーム機を手に入れた事、勉強と習い事で平日は一切ポケカ出来ない事、などが要因だったと思います。


〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕

つばさは4年生になり、2回目の春の公式大会「レックウザメガバトル(千葉)」へ参加しました。

結果は、1日目は「白レック」で予選敗退。2日目は「ライチュウリーフィア」で初めてクライマックスに進出して、2回戦敗退のベスト32でした。

つばさは、シェイミEXを手に入れて生き生きとプレーしていました。権利戦では、白レックにボコボコにされていたので、その悔しさからか「勝ちたい」という気持ちが高まってきたようです。

私は、この2日間で「メタ読み」の大切さを痛感しました。

1日目の「白レック」での敗退をうけて、その日の夜に、つばさの対戦相手のデッキ動向(ミラーでの敗戦が多かった。ブルブルに止められた)や、DN等にアップされているデッキ動向(白レックの弱点であるライチュウが増えはじめている)などの情報集め、対策を考えました。その結果、2日目はミラーとブルブルに対応できる「ライチュウリーフィア」にデッキを変更することにしました。

今では、普通に対戦前に考えることですが、当時は何となく成り行きで使用デッキを決めていたので、2日目にデッキを変更して結果がでたことから、私は「メタよみの勝利だー!!」とつばさに自慢していました。

しかし、この「メタよみ」には「オチ」があります。

つばさがクライマックス2回戦で負けた相手は「ドンロボ」でした。つばさの記憶では、その相手プレイヤーはクライマックスから「ドンロボ」にデッキを変更していたそうです。相手のメタ読みが勝っていました。

私にとって、多くのことを学んだ2日間でした。

〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕

つばさが3年生を終えようとしていた2015年3月に、2つの大きな出来事が起きました。

1つ目の出来事は、春の公式大会「レックウザメガバトル」での予選出場権を奪い合う権利戦が開催されたことです。

3月になり、権利戦の意味も良くわからないまま、地元の権利戦に参加しはじめましたが、なかなか3位までに入り権利を獲得できません。どこの大会に行っても、同じような顔ぶれの強豪たちがいて疑問に思っていたのですが、「日本チャンピオンを目指すにはより多くの開催会場に参加する」そのために「権利戦で最大5つの権利を獲得する」ことを知りました。

上を目指すには、そこまでやる必要があるのか・・・

最終的には、権利をひとつだけ獲得することができましたが、私には、「つばさをどこに向かって行かせようとしているんだろう?」という疑問が残ってしまいました。ただ、なかなか勝てないけど強豪たちと真剣にバトルしているつばさの姿を見て、「これまでよりも勝負ににこだわった取組みをしていかないとだめかな~」と感じていました。


2つ目の出来事は、権利戦の最中に新弾のエメラルドブレイクが発売され、高額なカード「シェイミEX」が現れたことです。

権利戦の後半は、「シェイミEX」を含む「白レック」が中心となっていましたが、我が家には「シェイミEX」は1枚もありません。

当時(今も)、「シェイミEX」は1枚2500円程度で売られており、必要な4枚を揃えるには1万円の投資が必要になります。それまでに、1枚1000円以上するカードは買ったことがなかったので、なかなか購入する決断ができませんでした。

そんな時、権利戦で顔を合わせたお父さんプレイヤーのAさんから「シェイミないと勝てないでしょ。だったら迷わないで、必要なものは必要だと思った時に、調達した方がいいですよ」とさりげなく言われて、その言葉が胸に刺さりました。

勝つためにバトルに参加しいる、ならば、勝つために必要なものは揃える必要がある。単純な事でした。権利戦には間に合いませんでしたが、5月の本大会に向けて「白レック」に必要なカードを調達しました。

この2つの出来事で、それまでの「楽しいポケカ」から「勝負にこだわったポケカ」へ少しづつ舵をきりはじめましたが、その時点では「世界大会を目指す」とか「そのために遠征する」なんて思いは全くありませんでした。

〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕

つばさは3年生になり、「レックビール」という戦えるデッキを手に入れてジムバトルへ参加する機会も増えていきました。私は日曜祭日しか休日がないので、用事がなければ日曜日に「ホビステ川越」のジムバトルへ参加するようになり、そこでひとつ年下のTくんと仲良くなっていきました。

当時のTくんは「イベダーク」を巧みに操り、とても強かったので、つばさもその影響を受けて少しづつ成長していったと思います。ともだちでありライバルであるような存在ができたことが、とても幸運だったと思います。


はじめての春の公式大会「リザードンメガバトル(横浜)」、秋の「バトルフェスタ2014(池袋)」、「サマー・オータム・ウィンターバトル(千葉)」などにも参加しました。

つばさは、対戦に勝って景品を獲得することが楽しくてしかたないようでした。

2014年7月に開催された「サマーバトル(千葉/八千代)」では、同率4位のジャンケンに負け、図書券を獲得でずに泣いていました。

2014年11月に開催された「バトルフェスタ2014(池袋)」では、ともだちのTくんと一緒に本戦に参加しないで、ひたすらハーフのサイドイベントに参加してTシャツを獲得して笑っていました。


私は、このころにDNの存在を知り、有益な様々な情報を入手できるようになり、私のポケカに関する知識が膨大に膨れ上がっていった時期でした。


そんな、楽しいポケカ三昧の日々を過ごしていたのですが、2015年3月になって状況が一変してしまいました。

私のポケカへの取組みに対する意識が大きく転換する(転換させらる)ことになりました。


〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕

最初のジムバトル以来、私はポケカの猛勉強を開始。(DNの存在は知らなかったので主に公式の情報だけが頼りでした。)はじめてセットとはお別れして、カメキュレ構築デッキの購入、新弾のXY拡張パックのボックス買い、古いBWカードのヤフオクでの調達、など「戦える60枚デッキ構築」を目指しました。

気がついたらカードへの投資金額は、数万円に。結局、最初の戦えるデッキ「レックビール」に必要なカードが揃うまでに、余計な多数のカードも購入してしまい10万円程度の投資が必要でした。

この金額が妥当かどうかはわかりませんが、ある程度のカードを揃えるために必要な投資が、ポケカをはじめた親子プレイヤーにとって、最初の最も大きなカベになると思います。

私は、子供への誕生日プレゼント・クリスマスプレゼント・お年玉などの前払いと割り切り、おかあさんには内緒で貯金を崩しながらカベを乗り越えました。


怖がっていた地元に近いカードショップの扉も開けて、「ホビステ川越」「デュエルピース与野」でのジムバトルや、12月には「バトルフェスタ」へも参加しました。つばさは勝ったり負けたりしていましたが、大人を相手にして緊張しながらもしっかりプレイできていたし、負けても、泣いたり、やる気なくしたりしませんでした。鈍感なのか?度胸があるのか???どちらにしても、このつばさの性格がポケカを続けていく上でとても重要だったと思います。


そんな中、2014年1月12日の「ホビステ川越」のジムバトルでひとつの出来事がありました。つばさが、それまでは歯が立たなかった常連の強いお父さんプレイヤーのSさんに、はじめて勝ったのです。つばさは、勝ったあとに泣きはじめました。勝ったうれしさと緊張の糸がほぐれたことで、涙がこぼれてきたそうです。私は最初、少しはずかしかったのですが、対戦していたSさんから「勝って泣くのはめずらしいけど、そこまで真剣にやっていればきっと強くなるよ」と声をかけていただき、逆に少し誇らしく感じました。

つばさの涙を見て、私のやる気が更に上昇した出来事でした。


つばさが小学2年生になると、友達の影響で「ポケモン」に興味を持つようになりました。たぶん本人は、DSでゲームがしたかったと思うのですが、そのころは私が猛反対していてゲーム機は持たせていません。ゲーム機を持たせていなかったことがカードゲームの世界へ入る最初のキッカケだったと思います。

しかたなく?、8月の誕生日におかあさんが「ポケモンカードゲームBW はじめてセット 全国図鑑版」をプレゼントして、つばさの相手をして遊んであげていました。私もあまり乗り気でないもののDVDを見てルールを覚えました。


10月頃には家庭内バトルに飽きてしまい、近所にポケカ友達もいなかったために、「行けばいろいろな人と対戦できる」というこで、「ジムバトル」に参加してみることにしました。普通のカードショップへいきなり入っていくのは怖かったので、ショッピングセンターの中にあり入りやすそうな「ファイヤーボール 越谷レイクタウン店」を選び、いざ出陣!

テナント店舗には店に入る扉がないので入りやすく、デュエルルームの中の様子を覗くこともできるので、はじめてジムバトルに参加しようと思う親子プレイヤーにとっては、敷居がとても低くなっていると思います。


お店に行くと、カードは60枚必要との事。「えっ!30枚じゃないの?」と思いつつも、手持ちのはじめてセット(30枚×3)とEXバトルブースト数パック分のカードの中から60枚を選択。全部で120枚以上持っていなかったので、私は参加できませんでした。

もちろん、全くバトルになりません。でも、つばさは同年代の子たち対戦できて楽しかったようでした。

大会終了後にママさんプレイヤーのOさんが声をかけてくれて、「ポケカは楽しい」ということ、「戦えるカードを揃えないとダメだ」ということなど、いろいろな事を教えてくれました。このママさんプレイヤーの方との出会いがなければ、ポケカへの取組みは、はじめてセットで終っていたかもしれません。

つばさの「また、参加したい」という言葉と、いろいろ教えていただた事により、乗り気でなかった私のやる気がかなり上がった一日でした。


その後も、このカードショップには何度か行きましたが、親子で参加されている方が多く、みなさんにとても親切にしていただき、最初のカードショップとして最高の出会いだったと思います。(残念なことに2016年6月現在、このお店ではジムバトルは開催していません。)

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