【体験記④:2015年3月】 権利戦とシェイミEX
2016年6月30日 体験記〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕
つばさが3年生を終えようとしていた2015年3月に、2つの大きな出来事が起きました。
1つ目の出来事は、春の公式大会「レックウザメガバトル」での予選出場権を奪い合う権利戦が開催されたことです。
3月になり、権利戦の意味も良くわからないまま、地元の権利戦に参加しはじめましたが、なかなか3位までに入り権利を獲得できません。どこの大会に行っても、同じような顔ぶれの強豪たちがいて疑問に思っていたのですが、「日本チャンピオンを目指すにはより多くの開催会場に参加する」そのために「権利戦で最大5つの権利を獲得する」ことを知りました。
上を目指すには、そこまでやる必要があるのか・・・
最終的には、権利をひとつだけ獲得することができましたが、私には、「つばさをどこに向かって行かせようとしているんだろう?」という疑問が残ってしまいました。ただ、なかなか勝てないけど強豪たちと真剣にバトルしているつばさの姿を見て、「これまでよりも勝負ににこだわった取組みをしていかないとだめかな~」と感じていました。
2つ目の出来事は、権利戦の最中に新弾のエメラルドブレイクが発売され、高額なカード「シェイミEX」が現れたことです。
権利戦の後半は、「シェイミEX」を含む「白レック」が中心となっていましたが、我が家には「シェイミEX」は1枚もありません。
当時(今も)、「シェイミEX」は1枚2500円程度で売られており、必要な4枚を揃えるには1万円の投資が必要になります。それまでに、1枚1000円以上するカードは買ったことがなかったので、なかなか購入する決断ができませんでした。
そんな時、権利戦で顔を合わせたお父さんプレイヤーのAさんから「シェイミないと勝てないでしょ。だったら迷わないで、必要なものは必要だと思った時に、調達した方がいいですよ」とさりげなく言われて、その言葉が胸に刺さりました。
勝つためにバトルに参加しいる、ならば、勝つために必要なものは揃える必要がある。単純な事でした。権利戦には間に合いませんでしたが、5月の本大会に向けて「白レック」に必要なカードを調達しました。
この2つの出来事で、それまでの「楽しいポケカ」から「勝負にこだわったポケカ」へ少しづつ舵をきりはじめましたが、その時点では「世界大会を目指す」とか「そのために遠征する」なんて思いは全くありませんでした。
つばさが3年生を終えようとしていた2015年3月に、2つの大きな出来事が起きました。
1つ目の出来事は、春の公式大会「レックウザメガバトル」での予選出場権を奪い合う権利戦が開催されたことです。
3月になり、権利戦の意味も良くわからないまま、地元の権利戦に参加しはじめましたが、なかなか3位までに入り権利を獲得できません。どこの大会に行っても、同じような顔ぶれの強豪たちがいて疑問に思っていたのですが、「日本チャンピオンを目指すにはより多くの開催会場に参加する」そのために「権利戦で最大5つの権利を獲得する」ことを知りました。
上を目指すには、そこまでやる必要があるのか・・・
最終的には、権利をひとつだけ獲得することができましたが、私には、「つばさをどこに向かって行かせようとしているんだろう?」という疑問が残ってしまいました。ただ、なかなか勝てないけど強豪たちと真剣にバトルしているつばさの姿を見て、「これまでよりも勝負ににこだわった取組みをしていかないとだめかな~」と感じていました。
2つ目の出来事は、権利戦の最中に新弾のエメラルドブレイクが発売され、高額なカード「シェイミEX」が現れたことです。
権利戦の後半は、「シェイミEX」を含む「白レック」が中心となっていましたが、我が家には「シェイミEX」は1枚もありません。
当時(今も)、「シェイミEX」は1枚2500円程度で売られており、必要な4枚を揃えるには1万円の投資が必要になります。それまでに、1枚1000円以上するカードは買ったことがなかったので、なかなか購入する決断ができませんでした。
そんな時、権利戦で顔を合わせたお父さんプレイヤーのAさんから「シェイミないと勝てないでしょ。だったら迷わないで、必要なものは必要だと思った時に、調達した方がいいですよ」とさりげなく言われて、その言葉が胸に刺さりました。
勝つためにバトルに参加しいる、ならば、勝つために必要なものは揃える必要がある。単純な事でした。権利戦には間に合いませんでしたが、5月の本大会に向けて「白レック」に必要なカードを調達しました。
この2つの出来事で、それまでの「楽しいポケカ」から「勝負にこだわったポケカ」へ少しづつ舵をきりはじめましたが、その時点では「世界大会を目指す」とか「そのために遠征する」なんて思いは全くありませんでした。
〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕
つばさは3年生になり、「レックビール」という戦えるデッキを手に入れてジムバトルへ参加する機会も増えていきました。私は日曜祭日しか休日がないので、用事がなければ日曜日に「ホビステ川越」のジムバトルへ参加するようになり、そこでひとつ年下のTくんと仲良くなっていきました。
当時のTくんは「イベダーク」を巧みに操り、とても強かったので、つばさもその影響を受けて少しづつ成長していったと思います。ともだちでありライバルであるような存在ができたことが、とても幸運だったと思います。
はじめての春の公式大会「リザードンメガバトル(横浜)」、秋の「バトルフェスタ2014(池袋)」、「サマー・オータム・ウィンターバトル(千葉)」などにも参加しました。
つばさは、対戦に勝って景品を獲得することが楽しくてしかたないようでした。
2014年7月に開催された「サマーバトル(千葉/八千代)」では、同率4位のジャンケンに負け、図書券を獲得でずに泣いていました。
2014年11月に開催された「バトルフェスタ2014(池袋)」では、ともだちのTくんと一緒に本戦に参加しないで、ひたすらハーフのサイドイベントに参加してTシャツを獲得して笑っていました。
私は、このころにDNの存在を知り、有益な様々な情報を入手できるようになり、私のポケカに関する知識が膨大に膨れ上がっていった時期でした。
そんな、楽しいポケカ三昧の日々を過ごしていたのですが、2015年3月になって状況が一変してしまいました。
私のポケカへの取組みに対する意識が大きく転換する(転換させらる)ことになりました。
つばさは3年生になり、「レックビール」という戦えるデッキを手に入れてジムバトルへ参加する機会も増えていきました。私は日曜祭日しか休日がないので、用事がなければ日曜日に「ホビステ川越」のジムバトルへ参加するようになり、そこでひとつ年下のTくんと仲良くなっていきました。
当時のTくんは「イベダーク」を巧みに操り、とても強かったので、つばさもその影響を受けて少しづつ成長していったと思います。ともだちでありライバルであるような存在ができたことが、とても幸運だったと思います。
はじめての春の公式大会「リザードンメガバトル(横浜)」、秋の「バトルフェスタ2014(池袋)」、「サマー・オータム・ウィンターバトル(千葉)」などにも参加しました。
つばさは、対戦に勝って景品を獲得することが楽しくてしかたないようでした。
2014年7月に開催された「サマーバトル(千葉/八千代)」では、同率4位のジャンケンに負け、図書券を獲得でずに泣いていました。
2014年11月に開催された「バトルフェスタ2014(池袋)」では、ともだちのTくんと一緒に本戦に参加しないで、ひたすらハーフのサイドイベントに参加してTシャツを獲得して笑っていました。
私は、このころにDNの存在を知り、有益な様々な情報を入手できるようになり、私のポケカに関する知識が膨大に膨れ上がっていった時期でした。
そんな、楽しいポケカ三昧の日々を過ごしていたのですが、2015年3月になって状況が一変してしまいました。
私のポケカへの取組みに対する意識が大きく転換する(転換させらる)ことになりました。
【体験記②:2014年1月】 カードへの投資とジムバトルでの涙
2016年6月29日 体験記〔この記事は過去の体験をまとめた一部分なので、できれば体験記①からお読みください。〕
最初のジムバトル以来、私はポケカの猛勉強を開始。(DNの存在は知らなかったので主に公式の情報だけが頼りでした。)はじめてセットとはお別れして、カメキュレ構築デッキの購入、新弾のXY拡張パックのボックス買い、古いBWカードのヤフオクでの調達、など「戦える60枚デッキ構築」を目指しました。
気がついたらカードへの投資金額は、数万円に。結局、最初の戦えるデッキ「レックビール」に必要なカードが揃うまでに、余計な多数のカードも購入してしまい10万円程度の投資が必要でした。
この金額が妥当かどうかはわかりませんが、ある程度のカードを揃えるために必要な投資が、ポケカをはじめた親子プレイヤーにとって、最初の最も大きなカベになると思います。
私は、子供への誕生日プレゼント・クリスマスプレゼント・お年玉などの前払いと割り切り、おかあさんには内緒で貯金を崩しながらカベを乗り越えました。
怖がっていた地元に近いカードショップの扉も開けて、「ホビステ川越」「デュエルピース与野」でのジムバトルや、12月には「バトルフェスタ」へも参加しました。つばさは勝ったり負けたりしていましたが、大人を相手にして緊張しながらもしっかりプレイできていたし、負けても、泣いたり、やる気なくしたりしませんでした。鈍感なのか?度胸があるのか???どちらにしても、このつばさの性格がポケカを続けていく上でとても重要だったと思います。
そんな中、2014年1月12日の「ホビステ川越」のジムバトルでひとつの出来事がありました。つばさが、それまでは歯が立たなかった常連の強いお父さんプレイヤーのSさんに、はじめて勝ったのです。つばさは、勝ったあとに泣きはじめました。勝ったうれしさと緊張の糸がほぐれたことで、涙がこぼれてきたそうです。私は最初、少しはずかしかったのですが、対戦していたSさんから「勝って泣くのはめずらしいけど、そこまで真剣にやっていればきっと強くなるよ」と声をかけていただき、逆に少し誇らしく感じました。
つばさの涙を見て、私のやる気が更に上昇した出来事でした。
最初のジムバトル以来、私はポケカの猛勉強を開始。(DNの存在は知らなかったので主に公式の情報だけが頼りでした。)はじめてセットとはお別れして、カメキュレ構築デッキの購入、新弾のXY拡張パックのボックス買い、古いBWカードのヤフオクでの調達、など「戦える60枚デッキ構築」を目指しました。
気がついたらカードへの投資金額は、数万円に。結局、最初の戦えるデッキ「レックビール」に必要なカードが揃うまでに、余計な多数のカードも購入してしまい10万円程度の投資が必要でした。
この金額が妥当かどうかはわかりませんが、ある程度のカードを揃えるために必要な投資が、ポケカをはじめた親子プレイヤーにとって、最初の最も大きなカベになると思います。
私は、子供への誕生日プレゼント・クリスマスプレゼント・お年玉などの前払いと割り切り、おかあさんには内緒で貯金を崩しながらカベを乗り越えました。
怖がっていた地元に近いカードショップの扉も開けて、「ホビステ川越」「デュエルピース与野」でのジムバトルや、12月には「バトルフェスタ」へも参加しました。つばさは勝ったり負けたりしていましたが、大人を相手にして緊張しながらもしっかりプレイできていたし、負けても、泣いたり、やる気なくしたりしませんでした。鈍感なのか?度胸があるのか???どちらにしても、このつばさの性格がポケカを続けていく上でとても重要だったと思います。
そんな中、2014年1月12日の「ホビステ川越」のジムバトルでひとつの出来事がありました。つばさが、それまでは歯が立たなかった常連の強いお父さんプレイヤーのSさんに、はじめて勝ったのです。つばさは、勝ったあとに泣きはじめました。勝ったうれしさと緊張の糸がほぐれたことで、涙がこぼれてきたそうです。私は最初、少しはずかしかったのですが、対戦していたSさんから「勝って泣くのはめずらしいけど、そこまで真剣にやっていればきっと強くなるよ」と声をかけていただき、逆に少し誇らしく感じました。
つばさの涙を見て、私のやる気が更に上昇した出来事でした。
【体験記①:2013年10月】 最初のジムバトルは、はじめてセットで参戦
2016年6月29日 体験記つばさが小学2年生になると、友達の影響で「ポケモン」に興味を持つようになりました。たぶん本人は、DSでゲームがしたかったと思うのですが、そのころは私が猛反対していてゲーム機は持たせていません。ゲーム機を持たせていなかったことがカードゲームの世界へ入る最初のキッカケだったと思います。
しかたなく?、8月の誕生日におかあさんが「ポケモンカードゲームBW はじめてセット 全国図鑑版」をプレゼントして、つばさの相手をして遊んであげていました。私もあまり乗り気でないもののDVDを見てルールを覚えました。
10月頃には家庭内バトルに飽きてしまい、近所にポケカ友達もいなかったために、「行けばいろいろな人と対戦できる」というこで、「ジムバトル」に参加してみることにしました。普通のカードショップへいきなり入っていくのは怖かったので、ショッピングセンターの中にあり入りやすそうな「ファイヤーボール 越谷レイクタウン店」を選び、いざ出陣!
テナント店舗には店に入る扉がないので入りやすく、デュエルルームの中の様子を覗くこともできるので、はじめてジムバトルに参加しようと思う親子プレイヤーにとっては、敷居がとても低くなっていると思います。
お店に行くと、カードは60枚必要との事。「えっ!30枚じゃないの?」と思いつつも、手持ちのはじめてセット(30枚×3)とEXバトルブースト数パック分のカードの中から60枚を選択。全部で120枚以上持っていなかったので、私は参加できませんでした。
もちろん、全くバトルになりません。でも、つばさは同年代の子たち対戦できて楽しかったようでした。
大会終了後にママさんプレイヤーのOさんが声をかけてくれて、「ポケカは楽しい」ということ、「戦えるカードを揃えないとダメだ」ということなど、いろいろな事を教えてくれました。このママさんプレイヤーの方との出会いがなければ、ポケカへの取組みは、はじめてセットで終っていたかもしれません。
つばさの「また、参加したい」という言葉と、いろいろ教えていただた事により、乗り気でなかった私のやる気がかなり上がった一日でした。
その後も、このカードショップには何度か行きましたが、親子で参加されている方が多く、みなさんにとても親切にしていただき、最初のカードショップとして最高の出会いだったと思います。(残念なことに2016年6月現在、このお店ではジムバトルは開催していません。)
【はじめまして:2016年6月】 WCS2016への参加とDNの開設
2016年6月29日 お知らせはじめまして。
埼玉県の川越を中心にして、親子でポケカを楽しんでいるふじたです。
54歳のおとうさん「ふじた」と小学5年生の「つばさ」が、今年のカメックスメガバトルに参加して、運良く親子共にWCS2016出場権(TA無し)を獲得しました。
自費での参加となるため、いろいろ考えた末に、私とつばさの2人でWCS2016へ参加することにしました。私はDay1から、つばさはDay2から参加します。
つばさが小学2年生の秋にポケカをはじめてから、これまでの2年半の間に、いろいろな方々の助けや、ネット上からたくさんの有益な情報をいただき、今回の成果をあげる事ができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
この感謝の気持ちを少しでも具体化するために、自分からも情報発信することを決意し、この日記を開設します。
『親子プレイヤーのポケカ事情』をテーマに、我が家でのポケカに関することを記事にしていきます。
先ずは、ポケカをはじめてからWCS参加に至るまでを体験記や親子プレイヤーならではの小ネタを記事にしていきます。
この日記が、ポケカをはじめたばかりの親子プレイヤーの方や世界を目指してがんばっている親子プレイヤーの方々の何かの参考になれば、とてもうれしいです。
埼玉県の川越を中心にして、親子でポケカを楽しんでいるふじたです。
54歳のおとうさん「ふじた」と小学5年生の「つばさ」が、今年のカメックスメガバトルに参加して、運良く親子共にWCS2016出場権(TA無し)を獲得しました。
自費での参加となるため、いろいろ考えた末に、私とつばさの2人でWCS2016へ参加することにしました。私はDay1から、つばさはDay2から参加します。
つばさが小学2年生の秋にポケカをはじめてから、これまでの2年半の間に、いろいろな方々の助けや、ネット上からたくさんの有益な情報をいただき、今回の成果をあげる事ができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
この感謝の気持ちを少しでも具体化するために、自分からも情報発信することを決意し、この日記を開設します。
『親子プレイヤーのポケカ事情』をテーマに、我が家でのポケカに関することを記事にしていきます。
先ずは、ポケカをはじめてからWCS参加に至るまでを体験記や親子プレイヤーならではの小ネタを記事にしていきます。
この日記が、ポケカをはじめたばかりの親子プレイヤーの方や世界を目指してがんばっている親子プレイヤーの方々の何かの参考になれば、とてもうれしいです。